製菓専門学校入学の選択に必要なもの
私の年の離れた従妹が将来進む道について悩み中なんですね。
それで、夏休みでオープンキャンパスもあるし、私は専業主婦で時間もあるので悩み相談に付き合いました。
彼女はパティシエに憧れがあるそうで、製菓の専門学校に入学したいようなんですけど、親に反対されていると。どうして反対するのかと聞くと、職人オンリーではなく、大学でも製菓の学科はあるだろうというんですね。なるほどね、確かに、それはあるし、大学にいけば資格も大卒も取れるわけですよね。親としては理解できる。だから、それはこういうことなのよと伝えました。
その上で、従妹には、自分が好きなパティシエがどこの専門学校を出ているか、その後、どう努力してどうなったのか、などを調べて、私は将来こういう道を考えていると、ちゃんと説明できるようにならないとと教えました。
本人の考えがしっかりしていれば、親だって無碍に断ったりしませんからね。何となく、や友達も目指すから、でないちゃんとした理由が必要です。なぜその専門学校でなければならないのかをちゃんと自分で言えるようにしなさい、と。
従妹は頷き、それから一生懸命自分で調べています。色んな専門学校のパンフレットを取り寄せたり、お気に入りのケーキ屋さんで店長に話を聞いたりしているようですね。
頑張る姿を見て、私はこっそりと彼女の親にこういうことがあったので、彼女が話しをしにきたらちゃんと聞いてあげて欲しいと頼みました。彼女の将来が楽しみです。
製菓専門学校を卒業したら。
色とりどりのスイーツを生み出す職業パティシエは子供から大人までとても人気が高い職業です。
一昔前まではスイーツといえば女性が好む物の代表といった感じでしたが、最近ではスイーツ好きの男性も増えてきていて、その需要、その市場はますます広がっています。 その勢いはデパ地下やコンビニのスイーツの賑わいを見れば一目瞭然でしょう。
そんなスイーツを作る仕事に就きたいと思った際に、有効な手段の一つとして製菓専門学校への入学があります。 製菓専門学校では様々なスイーツの作り方の基礎、そして成果に関する知識、働く上の心構えなど、とても多くの事を学べます。
なかでもスイーツを作る技術をプロから学ぶ、現場の様子をプロから教えて貰うという機会は専門学校ならではです。 パティシエになりたくて直接ケーキ屋に飛び込んで就職しても、こうした機会はなかなかありません。
現場では習うよりも自分でその技術を盗んで行く事になりますし、そのお店で出されているスイーツ以外については技術を盗む機会すらありません。 広くスイーツの作り方を学びたい場合は専門学校が最適です。 そんな製菓専門学校の卒業後の進路は、ケーキ屋などスイーツ関係をメインに様々あります。
そして特筆すべきはその就職率の高さです。 製菓専門学校卒業後の就職率が100％というのは珍しい事ではありません。
見た目とは違い、過酷な仕事の為、就職後の脱落者を計算に入れて多めに採用する事も大きく関係していますが、それでも絶対にパティシエになりたいと思っている人には、この就職率は嬉しいものでしょう。
製菓専門学校は授業料は少し高いですが、それだけの価値もしっかりあるのです。
製菓の専門学校は就職に有利
見た目でも味でも多くの人を魅了し、女性のご褒美としても常に愛されるスイーツ、プレゼントや進物にも喜ばれる焼き菓子、さらにはゼリーやプリン等、そういった洋菓子から、様々な和菓子まで多くの製菓についての知識とそれらを作る技術を学ぶ事ができる専門学校は今も昔もとても人気です。
パティシエや和菓子職人を目指す場合、直接お店で働き技術を学び、そのまま腕を磨いていく人も多く、いくつも店を渡り歩く事で学校以上の勉強をする事も可能ですが、製菓に関する幅広い知識、しっかりとした基礎を習いたと思った場合はやはり専門学校がお勧めです。
学校に行く事によって、多くの知識を得る事は、新しい自分の発見にも繋がります。
そして、とても種類が多い製菓の世界で、目指す道を決める為にも役に立ちます。そんな製菓の専門学校は就職率がとても高いです。学校によってはほぼ100％をうたっています。それは、誇大広告ではなく、実際にとても高いものです。
製菓に限らず、外食産業、飲食店というのは常に求人が多い世界です。その理由の一つに、憧れを持って働き始めたはいいものの、理想と違った、想像以上にハードだった等、様々な理由で辞めていく人が多いのもこの業界です。ですから、業界側も、最初から多めに人を採用する事が多いのです。
それに加え、専門学校としても、就職率は今後の学校の運営に大きく関わるので、サポートも必死でします。
専門的な知識と技術に加え、そういった事情もあり、製菓専門学校卒業生の就職率は高いものとなっています。
